ころ☆元気です

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用事があって、日帰りで大分の実家に帰って来ました。
家の光‘ころ’はやっぱり幸せそうに笑っていました。

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高速道路から見える大切な思い出の場所。
祖父母と両親と行った宿。
思い出すだけで、胸の真ん中が温かくなる、そういうものがある自分を幸せだと思います。

山の上のその場所。
あの日から、何度も何度も通っているのに、初めて気付いたことがありました。

その場所に向かって、観音様が立っていたんです。

このタイミングで、それを見せてもらえたことに感動しました。
「これで良い。間違ってないぞ。」
今はこっちの世界で会うことのできない、祖父母からのメッセージのように感じて、涙が出ました。

ありがとう。
実家に帰ると、そばにずっと黄色い蝶がいました。
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♪この世界はね、君のいのちをwelcome 
 祝福されてるね
 だから君はここにいる♪
 祝福〜welcome〜より


メイ・チロ・チビ(6)

チビ

それは、ライブの日。
本番2時間半前のこと。

私は、お化粧をしていた。そこに電話が鳴った。母からだった。
何となく「出ないでおこうかな…」そう思った。
一瞬、ためらって、でも私は電話に出た。

予感というのは、当たる。

これから本番なのに、涙が止まらなかった。その場から動けなかった。
「チビの為にも歌ってあげて」
母は言った。

時間がなさ過ぎる。
この気持ちをどうしたら良いんだ。


チビ

私はシンガーソングライター。
お金と時間、心や色んなものを使って、皆さん歌を楽しみに来て下さるんだ。何かを求めて。。。
だから、私はその時の自分の感情をお客様にぶつけると言う歌い方をしてはいけない。すでに私の歌は、わたしだけの物ではない、そう思った。

ただ、ただ、ただ…ありがとう。チビありがとう。
悲しみを「ありがとう」その感情だけに変えて、体も心も全部「ありがとう」でいっぱいにいて、私は涙を止めた。

車で、会場に向かう間、何回も犬の散歩に出会う。
今までは、ただにっこり見ていた、その光景に一々胸が締め付けられて、泣きそうになる。
その度に「ありがとう、ありがとう」心の中で繰り返した。

会場に着くと私はずっと笑っていた。
チビの写真をキーボードの上に置いて、感謝の気持ちだけで歌を歌った。

アンコール曲を歌い終わった瞬間、胸に込み上げる想い。涙が込み上げて来た。
その日は満席だったので
「感激で胸がいっぱいです!」私は言った。
心の中では
「頑張ったよ。チビ!お姉ちゃん、頑張ったよ。ありがとう!チビ、ありあがとう!」
繰り返していた。

皆さん、ニコニコしたり、涙ぐんだりしながら、拍手をしてくれた。
後で、一人にだけチビの話をしたら「全く気付かなかった」と言われた。
良かった。悲しみをまき散らさなくて良かった。

その日、感情と言うものを、自分の力でコントロール出来ることを知った。
それと同時に、すべての人達への愛情が生まれた。
愛犬を失った日、それでも笑っている自分がいた。自分だってそうなんだから、今、笑ってる人たちが何を経験し、まさに今、どんな思いを抱いているのか分からない。

チビ、ありがとう。
お姉ちゃんは大丈夫。伝えて行くからね。
チャム、メイ、チロときっと会えたね。
頑張ったね、ありがとう。。。
16年、ありがとう。。。
おうちに光をありがとう。。。

メイ・チロ・チビ(5)

チビ

そこにやって来たのが‘コロ’
また、どうしようもない状態になって‘コロ’は、うちにやって来た。

(コロの話は、犬のお話「山の神にいた犬」で書いています)

やっと家族が出来て、毎日幸せいっぱいの‘コロ’と
歳をとっていく‘チビ’

チビ

一月の帰省の時の‘チビ’
また会えると信じていた。。。

チビ


メイ・チロ・チビ(4)

チビ

生まれた時から一緒にいるお姉ちゃんが突然いなくなった。

チビは、いつも遠くを見ていた。
「どこにいるの?」
「いつ帰ってくるの?」
チロを待ち続けているように見えた。

一番甘えん坊さんで、まるまる太っていたチビが大人しくなり、どんどん痩せていった。

チビチビ

チビチビ

そんなチビに、「犬は犬」と言っていた父が変わっていった。
可愛がらなかったわけではないけれど、父の中に明らかに見え始めた「いのちへの愛情や慈しみ」
チビもその父の愛情に答えるように、父にべったりになっていった。
夜も父と一緒に寝るようになった。

チビ

父の顔も、チビの顔もどんどん変わって行き、笑うのが苦手な父が笑うようになった。

チビ


メイ・チロ・チビ(3)

子犬が生まれて、まだそんなに月日が経ってないある日、突然…メイがいなくなった。。。

何がどうなったのか、さっぱり分からない。。。
思いも寄らない、突然の出来事。。。

チロ

それから、チャムはマイペースに
チロとチビは、寄り添い仲良く暮らしていた。

2003.4.5
三ヶ月後に、18歳の誕生日を迎えるはずだったチャムが旅立った。
「く〜ん、く〜ん」前足を動かして、眠るように…

その翌年
2004.10.28
それは‘WAN ONE SONGS’レコーディングの前日。
放浪してた時に感染したフィラリアが原因だろう。
チロが突然逝った。

歌えるだろうか。。。。
そんな私に母が言った。
「歌ってあげて。チロを歌で見送ってあげて。」
今だから言える。
WAN ONE SONGSは、チロへのレクイエムでもあったのだ。

チロ

チロは、こんなに良い笑顔を見せてくれるようになった。
きっとすごく幸せだったんだと思う。

捨てられていたメイもチロも、ずっと家の中にいたチャムも…
父と母に「ありがとう」そう思っていたんじゃないかな。
きっと今もね。

つづく


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